医療脱毛の周期は?ベストな施術間隔や毛周期との関係も解説

公開日
2023.12.06
更新日
2023.12.14

「医療脱毛にはどのくらいのペースで通えばいい?」「効果的な間隔がわからない」と医療脱毛の周期について疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

医療脱毛で効率的に理想の肌を手に入れるためにも、より効果的な周期で通いたいですよね。

そこで今回は、医療脱毛の周期やベストな施術間隔、毛周期と脱毛の関係について詳しく解説します。

この記事を参考に毛周期を意識したベストな施術間隔で医療脱毛に通って、理想の仕上がりを目指しましょう。

医療脱毛のベストな周期

医療脱毛は、1〜3ヵ月ほどの間隔をあけて通うのがベストです。
医療脱毛の効果を発揮させるには、毛が生え変わるサイクル「毛周期」を意識して通う必要があります。後ほど詳しく解説します。

毛が成長している時期に照射すると効果的であり、対して毛の成長が止まっている時期や抜け落ちている時期はあまり効果を得られません。
しかし、1〜3ヵ月期間を空けると毛の成長に合わせてレーザーを当てられるので、効率的に脱毛が進められます。
また医療脱毛の周期が短すぎると、効率的でない上に肌トラブルが発生する可能性が高まるため注意が必要です。
医療脱毛のレーザーは肌に負担がかかりやすく、期間を空けずに施術を繰り返すと赤みや炎症を引き起こしやすくなります。
肌荒れを防ぎつつ効率的に脱毛を進めるために、1〜3ヵ月の施術周期を守りましょう。

医療脱毛の部位別の周期

医療脱毛は基本的には1〜3ヵ月に1度がベストとされていますが、毛周期は個人差があり、部位によっても違うため、通う周期も異なります。
効果を感じるまでの回数や期間にも違いが生じるので、部分脱毛を受ける場合は部位別の周期を意識すると良いでしょう。

医療脱毛に通う際の部位別の施術周期を、以下の表にまとめました。

部位 施術を受ける周期
 ワキ脱毛  2〜3ヵ月に1度
 顔脱毛・ヒゲ脱毛  1〜2ヵ月に1度
 VIO脱毛  1ヵ月半〜2ヵ月に1度

ここからは、医療脱毛の部位別の施術周期について詳しく解説します。

ワキ脱毛

ワキ脱毛は、2~3ヵ月に1度の周期で施術を受けるのが効果的です。

脱毛効果や理想の仕上がりには個人差があるものの、基本的に自己処理が不要になるまでは最低8回以上施術を受ける必要があります。
自己処理を楽にしたい方は5〜8回程度施術を受けるのがおすすめです。
そのため2~3ヵ月ごとにワキ脱毛に通うと、5回施術を受ける場合は1年程度、8回施術を受ける場合は2年程度かかります。

顔脱毛・ヒゲ脱毛

顔脱毛やヒゲ脱毛は、1~2ヵ月に1度の周期で施術を受けるのが理想的です。

他の部位と比較するとあまり間隔を空けずに通えるものの、女性の顔脱毛はレーザーが反応しにくい産毛がたくさん生えており、効果を実感しにくい傾向があります。
そのため自己処理を楽にしたい方は5〜8回程度、自己処理が不要になるまで毛を減らしたい方は最低10回以上を目安に1年~1年半ほど通って施術を受けましょう。
また、男性のヒゲ脱毛の場合は毛が太く毛根が深いところにあるため、自己処理が不要になるまでに長い時間がかかる場合があります。
ヒゲが薄くなるまでに5〜8回回程度、自己処理が楽にになるまでに最低10回以上はかかるので概ね1~2年半程度通うことになります。

VIO脱毛

VIO脱毛は、1ヵ月半~2ヵ月に1度の周期で施術を受けましょう。

比較的早い周期で照射できますが、デリケートゾーンは他の部位より毛が太く毛量も多いため、その分施術回数も増加します。
毛量を薄くしてある程度毛を残す場合は8回ほど、つるつるの状態のハイジニーナを目指す場合は最低10回以上施術を受ける必要があります。
回数が多い分通う期間も1年半~2年程度と長くなるため、周期に沿って施術を受け、できるだけ効率的に脱毛を進めましょう。

医療脱毛と毛周期の関係

医療脱毛は、毛周期によって効果が出やすい時期と出にくい時期に分かれます。

毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことです。「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルを繰り返して毛が生え変わるのが特徴です。
医療脱毛は毛の黒い色素(メラニン)に反応し、熱で発毛組織にダメージを与える仕組みのため、毛が成長している成長期の毛にだけ反応します。
一方退行期や休止期の毛は、メラニン色素が薄かったり毛と毛乳頭が離れていたりするため、レーザーを照射しても十分な脱毛効果が得られません。
毛の生え変わりの状態は1本1本異なり、成長期の毛は全体のうち20%程度しかありません。
そのため一度の施術でムダ毛を全て無くすことは不可能であり、期間を空けて数回施術を受ける必要があります。

毛周期とは

前述の通り毛周期には、「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルがあります。
定のサイクルを繰り返すことで、毛が生えて成長したり毛乳頭から離れて抜け落ちたりします。

それぞれの特徴は以下の通りです。

⚫︎成長期:毛母細胞が分裂して毛が成長する時期
⚫︎退行期:毛の成長が止まって毛穴から抜け落ちる準備を始める時期
⚫︎休止期:毛が抜け落ちて細胞が縮小する時期

また、毛周期は部位によって異なります。部位ごとの毛周期を以下の表にまとめました。

成長期 退行期・休止期
 1ヵ月〜1年程度  2〜4ヵ月
ワキ  3〜5ヵ月  3〜5ヵ月
 3~4ヵ月  3〜6ヵ月
 1ヵ月半〜5ヵ月程度  4〜6ヵ月
Vライン  1~2年  1~2年
IOライン  1~2年  1~2年半

顔や腕など肌が外的環境により刺激を受けやすい部位は、毛周期のサイクルが早い傾向があります。
一方VIOは毛周期のサイクルが遅く、脱毛効果を実感するまで時間がかかるのが特徴です。あくまで目安であり、個人差があることを理解しておきましょう。

ここからは毛周期それぞれのサイクルついて一つ一つ解説します。

成長期

成長期は、毛母細胞が分裂して毛が伸び続ける時期のことです。
毛母細胞が分裂して毛が成長し始める「成長初期」と、毛母細胞の分裂が活発化して皮膚の外にまで毛が伸びる「成長後期」に分かれます。
成長初期は皮膚の表面まで毛が伸びておらず、成長後期になると皮膚の表面に毛が伸びて目に見える状態になります。
この期間に一定の長さまで毛が伸び続け、退行期になると成長が止まるのが特徴です。
成長期の毛はメラニンが濃く毛乳頭までしっかり熱が届くため、脱毛にはベストなタイミングです。

退行期

退行期とは、毛の成長が止まって毛穴から抜け落ちる準備の時期を指します。
退行期の毛は成長期よりメラニン色素が薄いため、レーザーが反応しにくいのが特徴です。
さらに毛が抜け落ちるよう毛乳頭から離れるタイミングなので、照射しても発毛組織にしっかりダメージを与えられません。
退行期の毛にレーザーを当ててもあまり効果はなく、脱毛には不向きです。

休止期

休止期は、毛が抜け落ちて細胞が休憩する時期のことです。
毛根が完全に離れて抜け落ち、細胞を休めてからまた新たな毛を生やす準備を始めます。
休止期は完全に毛がない状態でメラニンが薄いため、レーザーを当ててもほとんど反応しません。
毛乳頭とも離れていて発毛組織まで熱を届けられないので、脱毛には最も向いていないタイミングです。
効果的に脱毛を受けるには、できる限り休止期を避けて施術を受けましょう。

医療脱毛の施術の間隔をあけすぎるとどうなる?

医療脱毛は、成長期の毛に照射するために一定期間施術の間隔を空ける必要があります。
周期を空けすぎたからといって効果が失われることはないものの、あまり良くありません。
ここからは、医療脱毛の施術の間隔を空けすぎたときに起こり得ることについて解説します。

ムダ打ちが多くなる

医療脱毛の施術の間隔を空けすぎると、ムダ打ちが多くなって効率的に脱毛を進められません。
施術を受けてから大体1〜3ヵ月後に成長期の毛が生え揃うため、施術を受けるベストなタイミングです。
長期間施術を空けてしまうと退行期や休止期を迎えてしまい、その毛に限っては照射しても効果が実感できない恐れがあります。
適切な間隔で施術を受けた場合と比べて、自己処理が不要になるまでに大幅な時間を要する可能性があるため、1〜3ヵ月間隔の施術をおすすめします。

スキミークリニックではベストなタイミングでの施術が可能

スキミークリニックは都度払い制度を導入しているため、毛周期に合わせてベストなタイミングで施術を受けられます。
セットプランの場合、なかなか予約が取れなくて施術が先延ばしになってしまいがちです。
効果的なタイミングで施術を受けられなかったり、プランの回数分通っていないのに有効期限が終わったりすることもあります。
対してスキミークリニックは2022年に開院した新しいクリニックなので予約が取りやすい上に、好きなタイミングで通えるのが魅力です。
有効期限を気にせずにベストなタイミングで通えるため、効率的に脱毛を進められます。

さらに、全身脱毛・部分脱毛ともに初回料金が用意されているので、初めての方でも施術を受けやすいのが嬉しいポイントです。
自分が好きなタイミングで効率的に脱毛に通いたい方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

医療脱毛を効率的に進めるためには、毛周期を意識して施術を受けることが大切です。
ベストなタイミングである「成長期」に合わせて通えるよう、1〜3ヵ月に1度の頻度で施術を受けましょう。
また、毛周期は部位によって異なるので、部分脱毛であれば部位ごとに通う頻度を変えるのも効果的です。
万が一、施術の間隔が空いてしまった場合でも効果が失われることはありませんが、退行期や休止期を迎えた毛に限っては脱毛効果を十分に得られない可能性があるので注意が必要です。
この記事を参考に毛周期を意識したベストなタイミングで医療脱毛を受けて、効率的に理想の仕上がりを目指しましょう。

※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。

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