医療脱毛は後悔する?失敗例や回避策を紹介
- 公開日
- 2023.12.06
- 更新日
- 2023.12.14
医療脱毛を始めたいけど、「後悔したらどうしよう」といった悩みはありませんか?
医療脱毛を受けるなら、失敗することなく理想の素肌を実現したいですよね。
後悔しないためには、脱毛器・麻酔・トラブルが起きた際の対応など様々な項目をチェックして自分に合うクリニックを選ぶことが重要です。
今回は、医療脱毛において後悔に繋がりやすいことや、後悔しないための対策について詳しく解説します。
この記事を参考にして自分に合ったクリニックを選び、医療脱毛で理想の素肌を目指しましょう。
医療脱毛で後悔しやすいこと
高い脱毛効果が期待できる医療脱毛ですが、後悔する理由は人によって様々です。
実際にクリニックに通い始める前に、まずは医療脱毛で後悔しやすいことを理解しておきましょう。
回数不足で効果が実感できなかった
医療脱毛の効果には個人差があるため、施術回数不足によって十分な効果を実感できずに後悔する可能性があります。
クリニックでは複数回の施術がセットになったプランが用意されていますが、毛質や毛量によって効果が得られる回数が異なります。
施術回数の多いプランでも、人によっては思うようにならず後悔する可能性があるため注意が必要です。
また、永久脱毛は「二度と毛が生えてこない」というわけではありません。
米国のFDA(米国食品医薬品局)は「3回の脱毛施術によって6ヶ月後、2/3(67%)以上減毛していること」を永久脱毛と定義しています。
日本では明確に定義されていないものの、「施術後に毛の本数が減り、その状態が長期間維持されている」場合は永久脱毛と言われています。
効果は得られるものの、何年か経過してから産毛のような細い毛が生えてくる可能性があることを理解しておきましょう。
痛みが強く通院することが辛い
痛みの感じ方には個人差がありますが、施術時の痛みが強く通院が辛くなり後悔する可能性があります。
医療脱毛で使用するレーザーは黒い色素(メラニン)に対し効果を発揮し、光エネルギーを熱エネルギーに変えて脱毛します。
レーザーを照射すると毛のメラニン色素に反応し、毛を生やす細胞を熱エネルギーが破壊して脱毛する仕組みです。
そのため黒く太い毛ほど熱エネルギーが伝わりやすく、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる可能性があります。
太くて濃い毛が密集しているワキやVIOは比較的痛みを感じやすい傾向があります。
レーザーの出力を下げてもらうこともできますが、痛みが強くて施術を受けることに抵抗感を抱く可能性もあるでしょう。
VIO脱毛後のハイジニーナが恥ずかしい
アンダーヘアをつるつるの状態にする「ハイジニーナ」を目指す場合は、施術を受けることに恥ずかしさを感じて後悔することがあります。
レーザーを照射するためにはデリケートゾーンを露出する必要があるため、初めは抵抗を覚える方が多くいます。
しかし、VIO脱毛時は紙ショーツやタオルをずらしながら施術を行う場合が多いため、デリケートゾーンが丸見えになることは少ないです。
また、施術スタッフはハイジニーナ脱毛にも慣れており、照射自体は数分で終わるので、あまり意識せずリラックスして施術を受けましょう。
やけどや肌荒れなど肌トラブルが起きてしまった
やけどや肌荒れなどの肌トラブルが起きて後悔することもあります。
レーザーの熱が毛だけではなく皮膚にまで伝わるとやけどになってしまい、ミミズ腫れ・水ぶくれ・色素沈着などの症状が発生するリスクがあります。
また、毛包で炎症が発生する「毛嚢炎」や、毛が硬くなったり増えたりする「硬毛化」「増毛化」を引き起こす可能性もあります。
数日から数週間程度で落ち着く場合がほとんどですが、長引く場合は速やかに医師に相談しましょう。違和感を感じた時点でクリニックに相談すると安心です。
レーザーを照射した後はバリア機能が低下して肌トラブルが起こりやすいため、化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。
費用が想定より高くなった
医療脱毛は、想定していた費用より高額になる場合があります。
クリニックによってはプラン料金だけではなく、オプションなどの追加費用が発生することがあるため注意が必要です。
例えば、シェービング料・麻酔代・予約キャンセル料などが追加費用としてかかってしまう可能性が高いものです。
追加費用の有無はクリニックによって異なりますが、わずかな剃り残しでもシェービング料が発生する場合は費用がかさむ傾向があります。
また予約キャンセル料が高額なクリニックの場合、急な生理でVIOの施術を受けられなくなり後悔することもあるでしょう。
脱毛終了時には結果的に当初のプランより高額になることがあるため、クリニック選びには注意が必要です。
※シェービングについて当院では、うなじ〜臀部(Oラインを除く)のシェービングが無料です。
キャンセル料について
予約前日の18時までのキャンセルは費用をいただいておりません。それ以降のキャンセルについては予約した施術の料金50%をいただいております。
麻酔について
ご希望により局所麻酔剤の塗布を有料でご用意しております。
(レディースの麻酔可能箇所:ワキ・VIO/メンズの麻酔可能箇所:ワキ・VIO・ヒゲ)
ローンの支払いがきつい
ローンの支払いがきついことも、医療脱毛で後悔する原因として挙げられます。
医療脱毛は、低金利で分割払いができる「医療ローン」で支払うことも可能です。医療ローンは安定した収入があればアルバイトやフリーターでも審査が通るため、ローンを組みやすいのが魅力です。
しかし脱毛は契約金額自体が高額なため、結果的に低金利でも支払金額が想定より高くなってしまうケースも少なくありません。
また、支払回数によっては脱毛に通い終えた後も支払いが続く場合があります。
毎月の支払いが負担になることも考えられるため、金利が加わった最終的な支払額と脱毛を通い終える時期をしっかり認識することが大切です。
医療脱毛で後悔しないための対策
医療脱毛で後悔しないために、クリニックやプラン選びは慎重に行いましょう。
ここからは、医療脱毛で後悔しないための対策について詳しく解説します。
自分に合った脱毛器(脱毛方法)を選ぶ
医療脱毛で後悔しないためには、自分に合う脱毛器(脱毛方法)を選びましょう。
医療脱毛で使用する脱毛器には、毛を生やす組織「毛乳頭」や「毛母細胞」を破壊する「熱破壊式」と、発毛を指令するバジル領域を破壊する「蓄熱機」があります。
熱破壊式と蓄熱式の特徴を、以下の表にまとめました。
熱破壊式(HR) | 蓄熱式(SHR) | |
---|---|---|
ターゲット |
発毛組織「毛乳頭」「毛母細胞」を 破壊 |
発毛を指令する器官「バジル領域」 |
毛質 | ワキ・VIOのように濃い毛、太い毛 | 比較的薄い毛・うぶ毛 |
効果実感までの目安回数 | 約1〜2週間 | 約2週間後〜数回実施 |
痛み | 強め | 穏やか |
それぞれ脱毛方式が異なるため、効果的な毛質や照射後に毛が抜けるまでの期間、痛みの感じ方が異なります。
毛が太くて濃い毛には熱破壊式、毛が比較的細い毛、うぶ毛には蓄熱式がおすすめです。
なお、日焼けをした肌などの場合、脱毛器によっては施術が受けられない場合があるため、契約時には注意が必要です。
効果的かつ安全に脱毛できるよう、クリニックで相談しながら自分の肌質や毛質に合う脱毛器を決めましょう。
麻酔の有無を確認する
医療脱毛で後悔しないために、麻酔の有無も確認しましょう。
痛みの程度はレーザーの出力を下げると調整できますが、それでも痛くて耐えられない場合は麻酔を使用できます。
クリニックによって、使用でいる部位や麻酔代が異なるため注意が必要です。
また、肌に直接塗る「麻酔クリーム」や、気体を吸い込んで痛みを感じにくくする「笑気麻酔」など取り扱う麻酔の種類も異なります。
特にVIOの脱毛は痛みが生じやすいため、不安な方は麻酔の有無や種類を事前に確認しましょう。
理想の仕上がりをイメージし慎重に検討する
理想の仕上がり状態をイメージして慎重に検討することも、医療脱毛で後悔しないためには重要です。
「どのような肌になりたいか」「どの程度脱毛したいか」は人によって異なります。
自己処理を楽にしたい程度の方もいれば、産毛も気にならないくらい全身をつるつるにしたい方もいます。
目指す仕上がりによって施術回数が異なるため、選ぶべきプランも変わります。まずは理想の状態をしっかりイメージすることが大切です。
部位ごとの脱毛効果の目安を、まとめました。
部位 | 自己処理が楽になる目安回数 | 自己処理が不要になる目安回数 |
---|---|---|
腕・脚・ワキ | 5〜8回 | 8回以上 |
顔 | 5〜8回 | 10回以上 |
VIO | 5〜8回 | 10回以上 |
脱毛効果には個人差があり一概には言えませんが、上記の表を参考に理想の仕上がりを叶えられるプランを選びましょう。
トラブル時のサポート体制があるかチェックする
医療脱毛のクリニックを選ぶときには、後悔しないためにもトラブル発生時の対応をよく確認しましょう。
サポート体制が整っているクリニックなら、やけどや肌荒れなどの肌トラブルが発生したときに速やかに対応してもらえます。
肌トラブルに備えるには、以下の体制が整ったクリニックがおすすめです。
⚫︎照射後のアフターケア
⚫︎肌トラブル発生時の医師による診察が無料
⚫︎処方料や薬代が無料
敏感肌ではない方も肌の状態によってはトラブルが発生するリスクがあるため、サポート体制を必ずチェックしましょう。
追加オプションの料金をチェックする
医療脱毛で後悔しないためには、追加オプションの料金を事前に確認することも重要です。
追加オプションの例は、以下の通りです。
⚫︎初診料
⚫︎再診料
⚫︎カウンセリング料
⚫︎シェービング料
⚫︎麻酔代
⚫︎予約変更・キャンセル料
⚫︎肌トラブル発生時の診察料や薬の処方料
⚫︎打ち漏れが発生した際の再照射代
⚫︎アフターケア料金
⚫︎照射後のスキンケア購入代
⚫︎テスト照射料
クリニックによっては上記が含まれるプランもあれば、追加オプションとなって料金が発生する場合もあります。
背面のシェービングが無料であったり、肌トラブルが起きた際の治療費がかからなかったりと柔軟に対応してくれるクリニックもあるので要チェックです。
自分に合った支払方法を確認する
医療脱毛を選ぶときには、自分に合う支払方法があるか確認しましょう。
医療脱毛クリニックでの主な支払方法は、以下の通りです。
⚫︎一括払い:プランの総額を契約時にまとめて支払う
⚫︎分割払い:プランの総額を分割して月々支払う
⚫︎都度払い:施術を受ける度に1回ずつ料金を支払う
まとまったお金を用意できる方や手数料を避けて支払金額を抑えたい方は、一括払いがおすすめです。
分割払いは手数料こそかかるものの、契約時にまとまったお金がなくても脱毛に通える点が魅力です。
都度払いは、まとまったお金を用意できないときや効果を見ながら自分のペースで通いたいときに便利です。
無理なく通うためにも、よく検討して支払方法を選びましょう。
都度払い医療脱毛はスキミークリニック
都度払いで医療脱毛に通いたい方には、スキミークリニックがおすすめです。
スキミークリニックは都度払い制度を導入しており、契約やローンに縛られる心配はありません。
「1年に〇回通わなければならない」など回数制限のルールもないため、ムダ毛が気になるときやスケジュールが空いたときに気軽に通えます。
さらに、全身脱毛だけではなく部分脱毛にも対応しており、部位ごとに理想の仕上がりを追求できる点もスキミークリニックの魅力です。
初めて利用する方限定で初回料金が用意されているので、都度払いで医療脱毛を受けたい方はぜひチェックしてみてください。
医療脱毛はメリットも多い
医療脱毛は、選び方によって後悔する可能性があるものの、自己処理が楽になったりムダ毛を気にしないきれいな肌を目指せたりとメリットが豊富にあります。
ここからは、医療脱毛を受ける3つのメリットを紹介します。
自己処理による肌へのダメージを軽減できる
医療脱毛を受けるメリットのひとつに、自己処理による肌へのダメージを軽減できることが挙げられます。
ムダ毛の自己処理には、カミソリで剃る・ピンセットで抜く・除毛クリームを塗るなど様々な方法がありますが、いずれも肌に負担がかかります。
例えば、カミソリで剃ると肌表面を傷つけたり出血したりする恐れがあり、ピンセットで抜くと毛穴周辺が炎症を起こす可能性があります。
場合によっては跡が残る可能性があるほど、自己処理は肌に負担がかかります。
しかし医療脱毛を受けると自己処理の頻度を減らせるため、肌へのダメージも軽減できます。
カミソリ負けしやすい方や健康的できれいな肌を保ちたい方は、医療脱毛を受けることをおすすめします。
ムレや体臭などの不快感が軽減できる
ムレや体臭などの不快感を軽減できることも、医療脱毛によるメリットのひとつです。
VIOを脱毛すると、下着の通気性が良くなり雑菌が繁殖しにくくなるため、ムレやにおいが気になりにくくなります。
また、医療脱毛のレーザーは毛根だけではなくアポクリン腺にもダメージを与えるため、ワキの匂いや汗の軽減が期待できる点も嬉しいポイントです。
ムダ毛によるムレやにおいが気になる方も、医療脱毛を受けることで快適な毎日に繋がるでしょう。
肌がきれいに見える
医療脱毛には毛穴が引き締まって肌がきれいに見えるというメリットもあります。
メイクのノリが良くなったり、肌のトーンが上がったりと嬉しい効果が豊富です。
また、肌のキメが整ったり清潔感がアップしたりと男性にも様々なメリットがあります。
見た目の印象を変えたい方や美肌を目指したい方は、医療脱毛を受けることをおすすめします。
まとめ
医療脱毛には様々なメリットがありますが、場合によっては効果が実感できなかったり痛みが辛かったりして後悔することもあります。
後悔なく医療脱毛を受けるには、自分に合う脱毛器を選んだり麻酔の有無の確認、またコース・都度払いどちらかを選択するかなど比較検討しながら慎重に選ぶことが大切です。
この記事を参考に自分に合うクリニックやプランを選んで、医療脱毛で理想の仕上がりを目指しましょう。
※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。